うまくスタートダッシュが切れないまま、残すところ2日となりました
「祝!2歳!アニバーサリードネーション」ですが、終わりが近づいて参りました。
- オーガニック貸農園のたちあげ
- 無人販売機の設置・運営
を目標にご支援を求めているものです。
各地で叫ばれる洪水被害のクラファンやこれから立ち上げに挑戦していらっしゃる居場所のクラファンなどを目にしては、是非うちにご支援を!とお願いすることも心苦しく、待ってはくれない畑作業を優先してしまい「伝える」ことがうまくできていないことを感じています。
どこかで、こんなに頑張っているんだから、言わなくてもわかってくれてる人が多いはず!と思っている自分がいます。
「子どもの居場所寺子屋しましま」は居場所としての立ち上げは成功し、運営も軌道に乗った2年生です。
コロナ禍で、仕事が無くなったりオンラインになったりしたメンバーが中心だったので、当時は畑も複数人でやれることが多かったのですが、だんだんと元の生活に戻っていく中、残った数人でやりくりしている状態になってしまいました。
この写真は、先週土曜日に子ども達と収穫して、写真撮ったあと袋詰めなどの作業して出荷しました。
毎週寺子屋のある土曜日だけは、お昼ごはんで食べたり、子ども達の社会経験として出荷するのですが、他の曜日・・・日曜~金曜に収穫のタイミングが来ているであろう野菜達は、弾けたり硬くなって食べられなくなったりして捨てることがほとんどです。オーガニックですよ?現在の販売先は1カ所。収穫・袋詰め・値札つけ・納品書作成・搬入・陳列でだいたい1時間。
それをまた現在の畑作業以外にするのが厳しいので、すぐ横の敷地に無人販売機を置きたいと思っているのです。
無人販売機には、しましま農園のオーガニック野菜、鶏達の卵、それからこれから始まる「ポタジェ糸島」の野菜他、質のいい調味料や地元の美味しいものなども販売します。中学生の送迎の方や通りがかる方へ、安心安全な食材を購入する場所を提供することができるのです。
寺子屋に参加できる子ども達は、無添加で手作りの美味しいご飯が提供できますが、自宅での食事も是非よいものを食べさせて頂きたい。寺子屋ではよい食材を共同購入で買えるようにしていて参加者に喜ばれていますので、それを寺子屋には来れないけど買いには立ち寄れる、という方にまでリーチを広げたいのです。
恐らく今の状況では、目標金額達成は無理でしょう。
その場合も、中古で探したり、しばらくお金を貯めて・・・と時間がかかるかもしれませんが、挑戦したいと思いますので、既にご支援を頂いている皆様には、温かく見守って頂けたらと思います。
この記事だけ読む方へ
- 「子どもの居場所寺子屋しましま」は「一般社団法人糸島しましまプロジェクト」が運営する子育て支援で、非営利、利益の再分配をしない団体です。
- 代表阪井は、セルフビルドのトレーラーハウス設計・建築から現在に至るまで1円も頂かず完全ボランティアで奔走しています。
- 開校日は毎週土曜日。これまで約900人の子どもが参加。
- 学習面は、九州大学仏青寮の学生さんの協力を頂いています。
- 食事は、グリーンコープふくおかさんのご支援をメインに調味料はすべて無添加、米は自然栽培のものを提供しています。
- 農業は、平野園芸さんより苗などのご支援を頂いています。
- 参加費は無料。大人が食事をする時は募金箱へカンパを入れるルール。
クラウドファンディングのページに活動報告をあげているのと、このホームページのブログにも時々様子を投稿していますので、詳しくはそちらをご覧いただければと思います。
そんな中、身内や近所から「誰か(もう使わない畑があるが)畑しないか?」と、声がかかります。
もう無理!これ以上無理!
当然できないんです。
でも、ちょっと待ってください。
「子どもと野菜作りしたい」「グループで野菜作りしたい」「オーガニックの野菜が食べたい」などのニーズがあるのでは。
挫折してしまうような広大な面積ではなく、区切って、頑張ったらできる程度の広さ。
道具もあって、井戸も使えて、資材も使えたり、自作したりする、そんな農園を作ろうじゃないか。
Facebookページを作りました。イイネ!をお待ちしています(https://www.facebook.com/PotagerItoshima)
経験上無料はダメです。責任感が伴わない。
環境を整えるので、有料にさせて頂く、そしてそれを寺子屋の運営費に回す。
この為にこの春から人力で頑張っているのですが、排水工事のところに重機などを使えたら・・と思うところがあり、お寄せ頂いたご寄附の一部はこちらにも使わせて頂きたいと思ってます。もちろん集まらなければ人力でやり通しますが、あまりにもきついのです。
それからお金も貯めていかなければと思っています。
行政所有の間借りなどではなく自己所有ですから、維持管理費がすべて肩に乗ってきます。
去年の台風で崩壊したウッドデッキの屋根も結局手出し(自腹)で修理しました。トレーラーハウスも対応年数はどれくらいなのでしょうか?壊れたらまたクラファンするのでしょうか?いえ、自分達でなんとかやっていける体制を作っていきたいです。
3年目、無人販売機の設置と、オーガニック貸農園に取り組みます。
冒頭にも書きましたが、他に大変なところもたくさんありますので、当クラファンは、本当に「2歳おめでとう!よく頑張ったね」と思ってくれた方でご無理のない方に応援して頂けたらと思います。1000円からご支援頂けます。8月2日21時終了です。よろしくお願い致します。
明日も朝5時半から「ポタジェ糸島」の作業しますので、体力気力ともに最後の投稿になるかもしれません。
お金のことが多くなりましたが、例えば助成金情報を探してくるのが得意な方、書類作りや経理を手伝ってくれる方、畑作業を手伝ってくれる方が数名現れるだけで状況は明らかに変わります。その辺も含めて「伝える」ことができていない反省をしています。新しいスタッフも募集しています。まずは見学などどうぞ。
一般社団法人糸島しましまプロジェクト
「子どもの居場所寺子屋しましま」
代表 阪井麻紀
メール:info@terracoya.net
電話:080-3979-2964